アフィリエイトで稼ぐにはジャンルの選択は非常に重要です。アフィリエイトでは報酬の低い商品を紹介してもなかなか稼ぐことはできません。
これからアフィリエイトをはじめてみたい初心者の方は、もしジャンルを間違ってしまうと薄利多売になります。どれだけ売れても全然稼げなくなる可能性が高くなります。
私もとても苦労しましたが、初心者の方に参考になることをお伝えしたいと思います。
*この記事は前回の「アフィリエイトのビジネスモデル 仕組みを図解#2」の続きです。
では早速、解説をしていきますね。
稼げる商品を紹介するのが基本ー薄利多売に要注意
アフェリエイトの報酬は高いもので2万円〜1万円くらいで、安いものでは数百円ぐらいになります。なかには10万円代の商品もあり、特殊な投資セミナーやリフォーム関係に存在します。
このように扱う商品によって全く異なりますので、事前によく調べる必要があります。
アフィリエイトサイトを運営するとわかることですが、アクセスを集めるのが何より難しいです。安い商品は売れやすいがアクセスが少なければ大した利益にならないということです。
利益の計算方法
たとえば、3000円の服が売れて、3%の報酬だとしたら90円の利益になります。10000円稼ぐのに111件の成約が必要になります。
一方、3000円の商品が売れて、20%の報酬だとしたら600円の利益になり10000円稼ぐのに、たったの16件の成約でいいことになります。
販売価格 | 3000円 | ||
---|---|---|---|
報酬率 | 3% | 20% | 30% |
利益 | 90円 | 600円 | 900円 |
1万円稼ぐ成約数 | 111件 | 17件 | 11件 |
このように報酬率によって、とても大きな差があることがわかると思います。
どのくらいのアクセスを集めればいいのか
アフィリエイトサイトから商品が売れるようになる目安はユーザー数が1日あたり300人程度のアクセスが必要です。
このくらいのアクセスがあるとだいたい毎日一つ商品が売れるようになります。ただし、専門サイトか専門ブログの場合です。雑記ブログはそんなに売れないと思います。
アフィリエイトにブールーオーシャンはないかも
報酬の高いものを売ろうと思うかもしれませんが、当然ながらアフィリエイトの世界はライバルがひしめき合っています。
なぜなら利益になる商品やジャンルはほぼ決まっているからです。
だから、アフィリエイトにはブルーオーシャンはないと思った方がいいと思います。
レッドオーシャンは切り口を変えるて考えるーブルーオーシャンの可能性も残す
ただし、切り口を変えることでレッドオーシャンの中にブルーオーシャンに見つけることができるかもしれません。
それはアイデア次第です。
検索キーワードをよく考える必要があります。検索ユーザーの行動やワードを調べ、まとめることで身についていきます。そして複数のキーワードを組み合わせることで突破口が見つかることがあります。
売れる商品の見つけ方ーどうやってリサーチするか
はじめる前に一番大切なことはリサーチすることです。ここをおろそかにするとあとで取り返しがつかなくなります。
サイトを作る作業はすごく時間がかかる大変な作業です。なんども失敗を繰り返したら心が折れると思いますので。
ASPに登録して商品と報酬を調べる
ASPとはアフィリエイトを仲介する会社です。ASPの先に広告主(企業)があり、あなたは広告主と直接契約するのではなく、ASPを介してアフィリエイトを行います。
ASPによっても、報酬にばらつきがありますので、ASPは沢山契約して、調べてみるといいとおもいます。
次の記事ですが「おすすめアフィリエイトASPまとめ7選#4」こちらにASPをまとめていますので参考にしてください。
報酬の高いジャンル
報酬の高いジャンルは健康系、投資、保険、クレジットカードなどの金融系、ウォーターサーバー、レンタルサーバー、アダルト系などが報酬の高いジャンルです。もちろん競争も激しいジャンルです。
一度の販売ではなく定期的に購入が発生する商品。
成果の上がるアフィリエイトをやるために
アフィリエイトで成果を上げるには、どんなジャンルよりも誰の問題を解決するかが重要です。
「なんでもブログ」はやらない方がいいと思います。私はプログラムもやるので、よく検索するのですが、「なんでもブログ」の中にプログラムの記事が少しだけあるような雑記ブログは全く見ません。「この人はたぶん素人だな」ということがすぐにわかるからです。アフィリエイトをやるなら専門サイトか専門ブログです。
検索する人はそもそも検索なんてしたくないということを考えてみるといいと思います。あなたが検索する時は「今すぐ答えを知りたい」はずです。
このように考えると、大切なことがわかってきます。サイトを見た瞬間にここで大丈夫だと思ってもらうサイトじゃないといけないということです。
一瞬の見た目とサイトタイトルやページタイトルが問題を解決してくれるところだ。と思ってもらうことが大事です。
自分の好きなジャンルや興味のあることじゃないと長続きしないので、好きなことに関連したジャンルで始めましょうという話を聞きます。確かにそうなのですが、できることなら報酬と自分の興味を両立できる商品やサービスがあれば一番いいと思います。
サイトの企画が最も大切:ターゲットをしっかり決める
サイトでもブログでも企画が一番大切です。ジャンルや商品を決めるのも大事ですが、ターゲットを決めるのが一番重要です。
パソコンの向こう側で情報を探しているお客さんのことを徹底的に考えるのが成功への近道でしょう。
「どうしてこのサイトが役立つのか」
「どうしてこのサイトにやってくるのか」
「なんでこの商品が欲しいと思うのか」
アフィリエイトができないサイトを作ってたら儲からない?
もし、あなたが作ったサイトがたいして儲からないと思ったり、挫折して更新できなくなったとしても、サイトを消したりしないでとっておいてください。
そこに書いてある内容が誰かの目に触れ、シェアされてアクセスが上がるかもしれません。
もしそうなったら作り直して成約率を上げる方法を考えてもいいし、アドセンスやアマゾンの広告を貼り付けておいてもいいと思います。
一度作ったサイトは財産みたいなものです。いつどうなるかはわかりませんが、努力の結晶ですから。
アフィリエイトだけにこだわらないことも大切
私には経験のない話で申し訳ないのですが、たとえアフィリエイトでたいして収益が伸びなかったとしても、紹介する商品があまりなかったとしても、アフィリエイトをやっていない企業に話を持ちかけて提携するのもいいかもしれません。アクセスがあるサイトなら可能です。
「うちのサイトはこれだけアクセスがあるからお客さんを紹介できるかもしれません。」といえば、興味を持ってもらえると思います。
こういうことをやるにしても最初に、ターゲットを絞り込み専門サイトにすることが大事だと思います。
闇鍋みたいなブログは見たくないと思うのと一緒です。
そして、「専門サイトや専門ブログの構築をお勧めしてきた理由は、特定の分野に詳しい人物だと思ってもらえることです。アフィリエイトを超えたビジネスの活動の場にもなりえます。このことを視野に入れてサイト制作を進めてみるのもいい方法だと思います。」
海外企業もアフィリエイトを導入しているところがある
あまり知られていませんが、海外の商品を紹介することで海外の会社からアフィリエイト報酬を受け取ることができます。Adobe・Wix・Webnode・strikinglyなどがそうです。そのほかにも探すと色々あります。Adobeは以前はバリューコマースというASPで提携できましたが、今は直接提携する必要があります。
注意点ー海外送金に対応した銀行口座を作る、法人・個人もチェックする、PayPal経由など、登録してみないとわからないこともあります。
次の記事は、アフィリエイトを始めるなら必ず提携しておきたいASPを紹介します。「おすすめアフィリエイトASPまとめ7選#4」どんな商品があるか探すことができます。