アフィリエイトを始めてみますか? やめておきますか?ホームページを作って、副業としてお小遣いを稼ぎたい、もしくは本業として取り組んでいきたいと思ってこのページをご覧になられているのでしょう。このページでは初心者の方が大きな失敗をしない様、アフィリエイトの始め方、取り組み方、考え方の部分を中心に紹介していきます。
じっくりと読んで頂ければ、アフィリエイトを成功させる為の考え方の理解と、アフィリエイトをはじめるかどうかの判断材料になると思います。
※アフィリエイトがテーマの記事ですが、ホームページ運営全般に当てはまる内容で書いています。
目次
アフィリエイトを始める前に
ホームページを作ったら、アフィリエイトを始めたいと思っている方も多いのではないでしょうか。そこで、このコーナーではアフィリエイトの仕組みから、進め方までサイト運営の基本を忠実に、実行して、成果を上げる方法を掲載していきたいと思います。アフィリエイト以外のサイト運営にも共通した内容になっていますので、関係ないと思っている方も読んでみてください。
アフィリエイトをはじめてみたい、もしくはすでにはじめているが、なかなか稼ぐことができず、稼ぐ方法を探しているのかもしれませんね。
世の中には、実に多くの『簡単に稼げる情報』が蔓延しています。アフィリエイトもその一つとして、雑誌などでよく見かけます。
しかし、アフィリエイトは簡単に稼ぐことはできません。アフィリエイトをしている人の中で、収益を得ているのはたったの1%〜5%といわれています。
もっとも、アフィリエイトは仕入れがありませんので、リスクが低くだれでも始めることができます。だからこのような数字なのかもしれません。
アフィリエイトはお金を大きく投資しない代わりに時間を投資することになります。アフィリエイトで収益を得るには、ビジネスとして考えて、取り組む必要があります。
アフィリエイトは実際、稼げるのか?
今疑問に思うことはアフィリエイトは稼げるのか?とういうことですね。結論からいえば、稼ぐことは出来ます。サイトの種類はいろいろありますので、アイデア次第となります。
- 特定の商品に特化したサイト
- 情報のまとめサイト
- 比較サイト
- ノウハウのサイト
- ポータルサイト
上記のように、様々なサイトの形式が考えられます。初心者の方なら「特定の商品」や「比較」「ノウハウ」などが、はじめやすいのではないでしょうか。
アフィリエイトはあらゆる、商品を紹介することができる無限の可能性を秘めたビジネスです。そして、誰でも簡単にはじめることのできる、参入障壁の低いビジネスです。だからこそ、ボタンを掛け違うと全く成果が出ません。ほとんどの人はボタンがずれているといっても過言ではないと思います。
アフィリエイトの難しさ
- 解り易いサイトを作ること。
- 解りやすい文章で表現すること。
- 解りやすいデザインで作ること。
簡単な項目を上げてみましたが、これらに共通していることはユーザー目線です。アフィリエイトで成果を出すには徹底的にユーザーのことを考える必要があります。検索エンジンから訪れたユーザーが求めるものは何かを徹底的に分析しましょう。
アフィリエイトで稼げるようになるにはコツが必要です。
最も必要な要素は3つ。
- 役立つ内容のサイトを作ること。
- 作りっぱなしにせず、更新を続けること。
- サイト作成の時間を効率化すること。
当サイトで紹介している方法を実践すれば、大きな間違いをしなくて済むと思います。詳しい方法は後述します。
まずはビジネスの仕組みを説明します。
アフィリエイトのビジネスの仕組みについて
商品の仲介屋さんをイメージしてください
アフィリエイト(Affiliate)とは、提携するという意味があります。
その名前のとおり、運営しているPCサイト、携帯サイト、ツイッターやフェイスブックページ、スマホアプリ、などの媒体に、提携企業の広告を貼り、媒体(サイトなど)に訪問した人が、その広告からサービスを購入した場合、紹介料(手数料)が支払われるという仕組みです。
詳しいビジネスモデルを知りたい方は下の記事記をご覧ください。
アフィリエイトのビジネスモデル 仕組みを図解
メリット
- リスクがほとんどない(時間というリスクと※紹介先の企業が詐欺などをおこした場合、紹介者であるサイト運営者も責任を負いますので、紹介する商品はしっかりしたものを選びましょう。)
- ウェブ上の多くの媒体でビジネスができる
- ジャンルを問わない(やってみたいテーマや商品を選択できる)
デメリット
- 膨大な作業時間がかかる(ホームページ作成ソフトなどで、効率化できる)
- 成果になるまで時間がかかる
- 報酬が安いほとんどが1割に満たない
このようにアフィリエイトで収益を上げるには時間が必要です。
しかし、ビジネスを立ち上げて、最初から収益になりますか?最初はただ働きが当然です。
誰かに雇ってもらう仕事ではないからです。雇ってもらえば雇用契約を結ぶので、労働時間を売るだけで成果が上がっても上がらなくても一定の報酬を得ることができます。
アフィリエイトの収入は労働収入とは違います。一度安定すれば、収入の流れは止まりません。当サイトではその為の基本的な方法について紹介していきます。
誤解しないでいただきたいのは、アフィリエイトはれっきとしたビジネスです。ユーザーさんを集客して、商品やサービスを提供するビジネスです。起業家と同じです。
ただし、本業を続けながらコツコツと続けられるビジネスだと思ってください。
紹介するサービスを選ぶ方法について
アフィリエイトで稼ぐにはジャンルの選択は非常に重要です。はじめてWebサイトを作った方は訪問者の少なさにがっかりしてしまうかもしれません。最初は訪問者が少ないものだと思ってください。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
アフィリエイト商品の選び方を初心者に優しく解説
方法論
基本的なサイト運営をしっかり行うことで、ユーザーさんにも評価され、検索エンジン上でもいつでも、順位をキープできるような対策が必要です。下手なSEO対策などはしない方がいいと思います。(リンクを買うなど)
2012年4月末日Googleのペンギンアップデートが行われました。私の運営しているサイトの上位が上がったと喜んでいたのですが、実は不正なリンクを張っているサイトのランクが下がるという現象が起きていました。詳細を調べると今回のアップデートは不正なサイトを排除するアルゴリズムのアップデートだとわかりました。
Googleのアルゴリズムが進化して、昔のような1ページだけのサイトや、中身のないブログなどの検索順位が下がって来ているといわれています。また、サテライトサイトを量産して、メインのサイトにリンクを張るなどの、あきらかに、おかしいリンクの貼り方をしているサイトの順位も下がってきているといわれていますので、これからは中身重視の対策を立てていくべきでしょう。
2018年の現在まで、Googleは継続的にアルゴリズムの改良を施しております。
アフィリエイトで利益を得るには企画が大切です。ただ、やみくもにサイトを量産しても、おそらく、誰にも発見されないと思います。私も、実際に、複数のサイトを運営し、検証してみましたが、まず上位には出てきません。
沢山のサイトをどうやって更新し続けるんでしょうか?おそらく、外部委託をすれば可能でしょうが、初心者が初めの段階でそれをやるのは得策ではありません。稼げるという実績を作ってから外部委託をするメリットを感じるのであればやってみるのが、よいのではないでしょうか。
しかも、現在のGoogleはコンテンツの内容を最も重視しますので、ライターの質もチェックしなければなりません。他のサイトから盗用した文章などは、今のGoogleにはお見通しです。単語や文節を入れ替えたくらいではすぐにわかってしまいます。完全なリライトが必要になります。
では、どうすればいいのか?
Googleが評価するサイトとは
下記にGoogleの公式サイトから一部引用して掲載。
- あなたはこの記事に書かれている情報を信頼するか?
- この記事は専門家またはトピックについて熟知している人物が書いたものか? それとも素人によるものか?
- サイト内に同一または類似のトピックについて、キーワードがわずかに異なるだけの類似の記事や完全に重複する記事が存在しないか?
- あなたはこのサイトにクレジット カード情報を安心して提供できるか?
- この記事にスペルミス、文法ミス、事実に関する誤りはないか?
- このサイトで取り扱われているトピックは、ユーザーの興味に基いて選択されたものか?それとも検索エンジンのランキング上位表示を目的として選択されたものか?
- この記事は独自のコンテンツや情報、レポート、研究、分析などを提供しているか?
- 同じ検索結果で表示される他のページと比較して、はっきりした価値を持っているか?
Googleウェブマスターブログより引用
詳細に関してはGoogleの公式サイトを是非、チェックして見ることをお勧めします。自分のサイトが該当するかどうか検討してみる必要があるとおもいます。ハードルは高いと思いますが、サイト運営者にとって必須です。
成功を手にする為の3つのポイント
初心者が失敗する原因はあれこれ手を出すことです。思うように成果が出ず、いろんな商材に手を出してみたくなる気持ちはわかります。ネット上で販売されている稼げるノウハウはやめた方がいいと思います。そのような情報を数万円も出して購入するくらいなら、ホームページ運営の書籍を10冊読んだ方が役に立ちます。
さて、これから3つの基本ポイントについてご説明いたします。
まずは1つのホームページを徹底的に強化することが大事です。
効果的なサイト制作の流れ。
- ユーザビリティを高める。
- 徹底的に1つのホームページを強化する。
- ユーザーの役に立つ情報を徹底的に書く。
1.ユーザビリティを高める
ユーザビリティとはホームページの利便性のことです。ホームページの制作で最も重要なことはデザインではありません。ユーザーの利便性を第一に考えたサイト構成にすることです。ここはかなり重要な部分です。実際に私の運営しているサイトで実験したことですが、下記の工夫により、平均ページ数と平均滞在時間が伸びました。(※アクセス解析結果から)
たとえば、
- 何のサイトなのか一瞬で解るようにする。
- コンテンツを解りやすく分類する。
- 何が重要なのかが一目で分かる。
- デザインに一貫性がある。ページごとにデザインを変えない。
- リンクをクリックしたら何が表示されるのか解りやすく表示する。
- リンクがリンクであることが一目瞭然である。
- 形や色でコンテンツを分類する。
ユーザーに不要な労力をかけさせない工夫が必要です。奇をてらったデザインではなく標準的(一般的)なデザインの方がユーザーにとってよいことは間違いありません。
ホームページ作成ソフトを使った場合はこれらのことが簡単にクリア出来ます。初心者の方におすすめのソフトはSIRIUS(シリウス)です。
2.徹底的に1つのホームページを強化する
ドメインというものをご存知でしょうか。ご存知でなければこちらの記事をご覧ください。
現在の検索エンジンではドメインの評価が高ければ上位に表示される可能性が高くなっています。
どうすれば、評価が高くなるかというと、先ほども触れましたが、Googleが評価するサイトを作ることが第一です。
Googleのコンセプトに沿ったサイトを作る為に2つのことを意識しよう
- コンテンツがユーザーにとって大きな価値があること。
- ユーザーが紹介してくれるくらい役立つ内容があること。
上記の2つのことを意識して進めることです。徹底して1つのサイトを作り込んでいくことでドメインの評価が上がってきます。これらを強化するには3番目のユーザーの役に立つ記事を書くことで実現出来ます。
役立つ記事を書くと、誰かが紹介してくれるものです。ソーシャルメディア出の拡散はもちろん、ブログをやっている方が記事の中で紹介してくれます。つまり、上記のコンセプトを実践することで、自然とリンクが集まります。
そして、1つのサイトがうまくいったら同じノウハウで2つ目のサイトの制作に取り掛かるといいでしょう。
3.徹底的にユーザーの役に立つ記事を書く
最低でも1000文字は書いてください。そして、コンテンツを作るときは誰の役に立つのか考えて作る癖を付ける事です。記事を書く際にはGoogleアドワーズで、キーワードを調べて、タイトルを決めましょう。検索エンジンで検索する方の気持ちを考えて、どんなキーワードで調べるのかを分析することが、一つ一つの記事を上位表示させる為に必要なことです。
ポイントは複数のキーワードを組み合わせて、タイトルを決めることです。
ページ数が少なくても、焦らずに役立つ内容を書いていきましょう。
まとめ
今回はアフィリエイトという題材でホームページの運営方法を解説してきましたが、アフィリエイトのみならず、ビジネス向けのホームページでも基本的なことは同じです。
私は以前不動産会社に勤務しいた関係から、ホームページ運営は不動産業に近いビジネスだと考えています。不動産賃貸業で利益を上げるにはメインストリートの土地建物を手に入れなくてはなりません。しかし、不動産を手に入れるには大きなお金が必要です。
アフィリエイトならお金がなくても、メインストリートを手に入れられる可能性があります。1年間くらいコツコツとサイト運営を続けていくと、検索エンジンで上位表示を達成できる可能性があります。
その為には、ホームページのデザインを作る作業より、ユーザーのことを考えた記事を書くことが最も大切です。初心者の方はデザインをホームページ作成ソフトやCMS(WordPressなど)に任せて、コンテンツの制作に力を入れてください。
ここまで読んでいただきありがとうございます。次は「アフィリエイトのビジネスモデル 仕組みを図解#2」を用意しました。あわせてご覧ください。