clearはfloatと一緒に使用します。floatは要素の回り込みを実現するためのもので、clearを指定することでfloatの回り込みを解除することができます。
clearプロパティ
{clear:値;}
☆説明
「float」による回り込みの解除をします。
「float」プロパティの最後には必ず「clear」プロパティを記述して回り込みの解除をしましょう。
値 | 機能 |
---|---|
both | 両方の回り込みを解除する。こちらを指定すれば右回りも左回りも解除できます。 |
left | 左の回り込みを解除する。 |
right | 右の回り込みを解除する。 |
ボックスA
ボックスB
ボックスC
.boxA{ float:left; border:1px solid gray width:200px; height:200px; } .boxB{ float:left; border:1px solid gray width:200px; height:200px; } .boxC{ clear:both; border:1px solid gray width:400px; height:30px; }
ボックスA
ボックスB
ボックスC
☆説明
上の例では、ボックスAにfloat:leftを指定していますので、以降のボックスは左に回り込んで表示されていきます。
それを回避するために、ボックスCに「clear:both」を指定しています。これを指定しなければボックスCも右まわりで回り込んで表示されます。
floatとclearは一緒に使うと覚えておきましょう。
floatについてはこちらの記事をご確認ください。floatの表示がくづれるときの直し方!