失敗する方法というととてもネガティブなイメージをされるかもしれません。しかし失敗は成功のもとでもあります。私が実際に失敗したホームページ運営につて紹介します。初心者の頃によくありがちなパターンです。
「やってはいけない事が最初に解れば成功に近づきます。」私の失敗を踏み台にしてホームページを成功させていただきたいと思います。
それでは、「やってはいけないことランキングNO3!」を見てみましょう。
NO1.デザインにこだわりすぎる事
ほとんど無駄です。フリー素材やフリー写真を有効に使って余計な手間を省くことが重要です。
デザインで検索順位は上がりません。検索順位が上がる唯一の方法は文章を書くことです。
このサイトではホームページ作成ソフトとWebサービスを紹介していますので、ソフトやWebサービスを使うならデザインはデフォルトのものを利用してどうしても変更したいところだけ変えるようにすることをお勧めします。
結論を先に紹介しましたが、私は子供の頃から絵や工作が好きで自分で工夫する癖のようなものがあります。Web制作では役立つことはもちろんあるのですが、こと検索順位対策となると役立ちません。
デザインが出来ると、どんどんこだわりが出てきて時間を浪費してしまいます。この事に気がつくまで随分と長い寄り道をしてしまいました。もしあの時記事を書き続けていたら今頃は・・・後悔先に立たずです。あなたが一番にやることは記事を書くことです。
やってはいけない事ランキングNO1!いくらデザインの素晴らしいホームページを作ったとしても独りよがりにすぎない。大切な事をもう一度言います記事を書くことだけです。
NO2.たくさんの商品を紹介する事
私の失敗談です。あるサイトで収益が上がって安定していた頃の話になります。そのサイトはホームページを作る方法とソフトを紹介するサイトでした。
初めの頃はソフト数が少なく売上も安定していたのですが、もっと売り上げを伸ばそうと考え、紹介するソフト数を増やし、さらに画像編集ソフトやイラストソフトなど関連商品も紹介するようにしたわけです。売上が増える期待にワクワクしながら。
結果的に結果に絶望しました。随分と回り道をしてしまいました。
やってはいけないことランキングNO2!たくさんの商品を紹介してはいけない!3つくらいに絞ること!これが教訓です。
NO3.トップページをセールスレターにする事
私がまだ駆け出しウェブデザイナーだった頃の話になります。あるお客様からサイトの制作を請負ました。制作費用は20万円でサイトに掲載する文章もお客様が作ってくれるといことで、私は喜んでその仕事を請負ました。
そのお客様は○○レクト出版の手法にいたく共感されており、出版の方法論を試してみたいとのことでした。
トップページは通常、サービス案内などがメインになるものですが、お客様の強い要望に屈してしまい、受け入れることにしたのです。その構成は、お客様の悩みを想像し、共感し、解決できるのは私だけ、という流れで文章を作るものでした。
そのサイトは全然アクセスが集まらずメインキーワードで調査しても40位台という残念な結果となってしまいました。その後改善しサービス内容とその説明+かなり短くしたセールスレターをトップページに掲載するようになってメインキーワード(地域名+業種)で5位に上がってきました。
さて、やってはいけない事ランキングNO3!は、トップページをセールスレターにするのはSEO的にあまり良くない結果になるということです。コンバージョンアップのためのセールスレターを作るなら別のページに設置して導線を用意する方が良いと思います。
しかもトップページには様々な人がターゲットになる業種です。そこでセールスレター型にしてしまうと抽象的なセールスレターになってしまうという事です。セールスレターはターゲットごとに作るべきです。
*ダーゲットを絞り込んだサイトならセールスレーター型でもいいでしょう。具体的なキーワードも入れることができますから。
ホームページで失敗する、やってはいけない3つの事のまとめ
この記事を読んでいただければ、逆説的に成功するホームページのことがわかります。
デザインはこだわりすぎずに文章を書くことを第一優先にすること。必要な箇所は誰かにやってもらう事をおすすめします。クラウドワークスなどを使えばデザイナーが見つかると思います。
苦手なところは外注することも検討しましょう。
商品をできるだけ絞って紹介すること。商品を絞るということはターゲットを絞り込むことと同じです。売れるホームページの特徴はターゲットが明確になっている事です。この事を証明する好例です。これで私と同じ失敗は避けられますね。
比較サイトやランキングサイトでは商品がたくさんあると検索エンジンから集客が増えるというメリットがります。そんな時は「おすすめの商品を3つくらいに絞ってページの上に表示します。」そして「その商品をおすすめする理由を書く」ことです。
こうすれば検索エンジンからも評価され、訪問者も迷わなくてよくなります。
セールスレターはターゲットごとにページを作り導線を引くこと。ターゲットを絞り込んだ上でトップページをセールスレターにするのはいいと思います。
以上の解説で重要なことは訪問者のニーズをいかに満たしたコンテンツを制作できるかに尽きると思います。ホームページで失敗を避けるには、訪問者のニーズを見極め、問題解決を文章で表現する事です。