周知のことかもしれませんがWindowsでは、OSとIEが次々にサポートが打ち切られています。サポートが終了するとセキュリティー対応も終了するため、インターネット接続時のリスクが高まります。古いOSでIEを利用している方は危険です。
セキュリティー更新がされていないブラウザで、攻撃者が用意した悪意のあるウェブサイトに接続してしまった場合、個人情報漏洩や乗っ取りの可能性があります。
多くのWebサービスや業務系ソフトウェアがIEのサポート対応中止を発表していますので、使用するブラウザに気をつけ、常に最新バージョンを使用ることがユーザーには必要です。
当サイトでは、たくさんWebサービスを紹介していますので、注意喚起を促したくこの記事を書くことにしました。Webサービスの動作にも影響がある可能性もあります。Webサービスを利用する場合は常に最新バージョンに自動更新してくれるブラウザを利用する事をおすすめします。一番はChrome、その他にはFireFox・Edge・Safariの利用をおすすめします。
Chromeが良い理由は、ユーザーが多いことと、EdgeもChromeのエンジンを採用すると公表したため、多くのWebサービスが優先的に対応すると考えられるからです。
IE9以降バージョン開発終了時期一覧表
IE9 | IE10 | IE11 |
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サポート終了 | サポート終了 | Windows7では2020年まで Windows8.1では2023年まで Windows10は2025年まで |
参考:一目で分かる、各Windows OSでのInternet Explorerのサポート終了時期
今後の展望
マイクロソフトでは、Windows10から搭載されているEdgeブラウザの使用を推奨しています。EdgeブラウザとはマイクロソフトがIEの後継として独自に開発しているモダンブラウザなのですが、2018年12月に基本技術をGoogle Chromeで採用しているChromiumというレンダリングエンジンを使うとの発表がありました。
EdgeがChromeと同じエンジンに マイクロソフトついにギブアップ
今後のIEのサポート期間は、マイクロソフトは明言していません(記事執筆時)が、Windowsのライフサイクルに従うとのことです。2025年が区切りの年であるため、そのあたりが終了時期になる可能性がありそうです。