
SVG形式で書き出し可能なフリーソフト!
ベクター系(ドロー系)ソフトです。これからのWEB制作で注目のSVG形式で画像を書き出し出来ます。2017年1月2年ぶりのバージョンアップ!最新Ver Inkscape0.92。新機能グラデーションメッシュ・パスエフェクト・SVG2とCSS3の改善・鉛筆ツールの改善他。CSSの解像度を90dpiから96dpiへ変更。
対応OS:Windows/Macintosh/Linux
ポイント
無料でSVGの書き出しができるすぐれたソフト。SVGとは、解像度や画像の拡大によって画質の劣化しない画像ファイル形式のことです。スマートフォンの普及に伴い解像度の高いディスプレイが増えました。解像度の高いディスプレイに対応する為、PINやJPGを使う場合には2倍の大きさの画像を用意する必要があります。しかし、SVGを使う事でこの問題を回避する事が出来ます。SVGならどんなに拡大しても画質が劣化しないからです。SVGはこれからのWEB制作の主流になっていく可能性があります。
CMYKには対応していない為、印刷物の制作には向きませんが、ホームページ作成に使うなら大丈夫です。
メリット
- ドロー系ソフトなので、拡大縮小でも画質が悪化しません。
- Illustratorでファイルを読み込みCMYKに変換出来ます。
- 無料なので気軽にダウンロードして使えます。
- ペジェ曲線・パスの操作など必要な機能が揃っています。
- SVG形式に標準対応。
デメリット
Macでは日本語に対応していないのため使いにくい。バージョンによっては簡単に日本語に対応できます。- 操作がわかりにくい。
商品説明
インクスケープの特徴はドロー(ベクター)系ソフトなので、編集作業中に拡大縮小を繰り返しても画像が劣化しません。PhotoshopやGIMPなどのピクセルで生成される画像編集ソフトの場合は拡大するとぼやけてしまうので、サイズを考えて作業する必要があります。
また、たまにしか制作しないチラシやパンフレットなどの印刷物を作る場合、Illustratorでファイルを読み込み変換出来ますので、インクスケープで作った物を入稿してもいいでしょう。ただし、WEBようのRGBカラーからCMYKに変換すると微妙に色合いが変化しますので、その点は注意しましょう。
xQuartz(X11)を事前にインストールします
Macの場合、インクスケープだけだと動作しませんので、xQuartzというソフトをインストールする必要があります。
公式サイトより、事前にインストールしておきましょう。
Appleでも公式にサポートしているソフトです。昔のMacには最初から入っていました。
https://support.apple.com/ja-jp/HT201341
公式サイト:http://xquartz.macosforge.org
まとめ
スクリーンショット
日本語に変換する方法
「file」→「inkscape performance」→「Intarface」→「Langage」→「Japanese」と選択します。
日本語(japanese)を選択します。
設定内容を右上の矢印で確定します。
一旦、インクスケープを終了します。
参考書籍
できるクリエイター Inkscape 独習ナビ Windows&Mac対応
Amazonでの評価が高いのでいい本なのではないでしょうか。
Inkscapeスタートブック
かなり初心者向けの本です。この手のソフトをいままで、触った事がない方にはいいでしょう。中身は全て白黒なので、少々残念ですが。2017年1月の最新版が出ました。
Inkscapeマスターテクニック
レベルアップしたら、この本がいいと思います。プロになると相当な事が出来ます。ドロー系ソフトはアイデア次第だと実感させられると思います。
GIMP×Inkscapeデザインアイデアブック
さらに、無料の画像編集ソフトGIMPと会わせて使うなら、こちらの本がおすすめです。プロデザイナーはすごすぎますね。私も、持ってますがこんな風に出来ません(笑)
かなりの修行がいると思いますが、どんな事が出来るのかを知るだけでも勉強になります。
価格:無料