ホームページを作った場合、ホームページをインターネット上に公開し、誰でもアクセスできる状態にします。
公開すると言っても、あなたが選択した作成方法によって異なってきます。まずはどのような仕組みでインターネットユーザーがホームページにアクセスするのかを説明しておきます。
あなたのホームページが表示される仕組を知っておくことも必要ではないでしょうか。
インターネットとは何か?
インターネットというのは、アメリカの国防総省が開発利用していた「アーパネット」が民間での利用を許可し発展したもののことです。
現在、私たちはプロバイダー(Yahoo!BBやOCNなど)を通してインターネットへの接続が可能となっており、様々な機種や通信手法によって接続がなされています。インターネット上でデータのやり取りをする通信規格は「http」というプロトコルによって構成されています。これをインターネットプロトコル(IP)と呼びます。IPアドレスからIPアドレスへデータを送信する仕組みです。
ホームページの場合ですと、サーバー(ホスト)から訪問者(クライアント)へデータを送ることです。
噛み砕いて説明すると、あなたが、Explorerなどのブラウザーを開き、Google検索で探したホームページをクリックしたとします。するとサーバー(ホスト)からあなたのパソコン(クライアント)にデータが送信されます。そして、ブラウザーにホームページの情報が表示されます。
IPアドレスとは106.161.184.69このような数字で構成されています。このIPアドレスにドメインを割振ることでホームページにアクセスできるようになります。
ホームページの作り方によって用意するものが変わってきます
ホームページ作成サービスを利用した場合はサーバー(ホスト)がセットになっています。
例えば、Wix.comやjimdoなどを使う場合には自分でサーバーを用意する必要はありません。最も簡単にホームページを公開することができます。
その一方で、ホームページビルダーやBINDなどの買い切り型ホームページ作成ソフトを利用する場合はサーバー(ホスト)を用意する必要があります。
このような場合は多少の知識が必要になります。前半部分で説明したことを覚えておくとスムーズに仕組みが理解できるかと思います。
サーバーを用意するというと難しそうですが、そんなことはなく今は安く借りることができます。しかし簡単に借りることはできるのですが、色々とご自分で設定しなければいけないことがあります。
独自ドメインを取得してレンタルサーバーで利用できるように設定することです。これは上記で説明したIPアドレスにドメインを割り当てる作業に該当します。簡単とはいえはじめての方には難しいかもしれません。
おすすめのレンタルサーバー詳細は「レンタルーサーバー」をご覧ください。
そして、完成したホームページのファイル一式をレンタルーサーバーにFTPソフトで転送することでホームページにアクセスすることができるようになります。
FTPソフトをご自分のパソコンにインストールしサーバーと接続するための設定をしなければなりません。少々面倒な作業が必要になります。
ホームページ作成サービスを使う方法とホームページ作成ソフトで作る方法、自分で作る方法があります。それぞれのメリット・デメリットをこちらの記事でチェックしてください。