pythonはライトウェイトなスクリプト言語です。汎用的でシンプルで初心者でもわかりやすい文法により広く普及し様々なところで利用されています。
日本ではRubyが隆盛を極めていたためRubyほど普及していないが、アメリカでは広く認知されている言語です。近年の人工知能ブームによる統計分析の一般への認知向上により急速に普及し始めました。
pythonには統計分析に利用する数学的計算を行うライブラリが豊富に揃っているため、人工知能開発における機械学習、深層学習のライブラリ操作などの役割で利用されることが多い。また、WEBアプリケーションのフレームワークも充実しており、バックグラウンドをpythonで制作することができます。
バージョンはpython2系とpython3系に分かれており、困ったことに互換性は全くありません。それゆえにこれから学習しようという方はpython3系から始めたほうがいいでしょう。いずれpython2系は3系への移行を迫られることになると思われます。2016年からpython3系の書籍が続々と登場したため学習に困ることはありません。
webアプリケーションフレームワーク
pythonはWebアプリケーションにも採用されており、Webフレームワークも開発されています。ここで主要なフレームワークを紹介しましょう。WebフレームワークとはWebアプリケーションの開発を楽にするためよく使用する機能をあらかじめ提供してくれるもののことです。
Django、Bottle、Flask、Pyramid、各々のリンク先で詳細を確認できます。
DjangoとFlaskが特出して人気です。
Djangoは大きなフレームワークでダッシュボードまで実装されており、Webアプリに必要な機能はほとんど搭載されている。素早く開発できる反面、場合によっては不要な機能が存在しメンテナンスなどに手間がかかることもあります。
一方、BottleやFlaskは軽量なフレームワークで必要最低限の機能が用意してあり、必要に応じて開発するようになっています。