あなたは「WordPress」とは何かご存知でしょうか?
まずはどんなもので、どうしてWordPressを使った方がいいのかについて説明します。
WordPressとは
簡単に説明するとホームページを更新・管理出来るソフトウェアのことです。このシステムを利用する事で、ホームページの管理と更新をご自分でする事が出来ます。( ※ホームページを一から作成するソフトではありません。)このようなシステムのソフトウェアのことをCMS(コンテンツマネージメントシステム)と呼びます。
WordPressは一番人気のCMS(コンテンツマネージメントシステム)であり、無料で利用出来ます。世界の4分の1のホームページがWordPressを利用して運用されています。下記の引用は2015年11月のデータです。詳しくは引用先の記事をご覧ください。
コンテンツ管理システム(CMS)の市場シェアについての最新データをW3Techsが公開し、全世界のウェブサイトの25%がWordPressで作られていることが判明しています。
このように、たくさんのWebサイト運営に「WordPress」が使われています。
WordPressを使うメリット
- ブログ感覚で簡単に更新が出来ること
- ページや画像の管理が簡単に出来ること
- インターネットがあればどこからでも更新出来ること
- 修正がすぐに出来ること
- WordPress自体は無料で利用出来ること
日本の例で有名なサイトは、「クックパッド株式会社」や「WIRED.jp」「日刊SPA」「freee株式会社」「TechCrunch Japan」「東京国立近代美術館」など、数え上げればきりがありません。
もともとブログシステムとして開発されたことから、記事を投稿し、管理する機能にとても優れています。そして、WordPressはサーバーに設置して利用する為、インターネット接続さえしていればどこからでも更新が可能となります。ソフトを使って作成した場合、その都度ファイルをサーバーにアップロードする必要がありますが、WordPressならその必要はありません。
まるでブログ感覚で更新出来る事がWordPressが選ばれる理由です
下の画像はWordPressの投稿画面です。ブログのようにタイトルと記事を入力し、必要に応じて画像をいれて、『公開』ボタンを押すと新しいページがすぐに出来上がります。
WordPressのデメリット
とても便利なWordPressですが、こんなことに気をつけて利用しましょう。
- 定期的なバックアップが必要
- デザインをカスタマイズするには専門知識が必要
- テンプレート内のプログラムを最新にする事が必要
①WordPressはHTMLファイルではなくデータベースを利用したシステムです。そのため、データベースに事故が発生した場合。全てのデータが失われる可能性があります。だから、定期的にバックアップをとっておく事が必ず必要になります。
②WordPressは無料で開発・提供されていますが、初心者の方がカスタマイズするには専門知識(HTML・CSS・PHP・JAVASCRIPT)が必要になります。
③テンプレート内のプログラムをメンテナンスする必要があります。これはWordPressが、phpというプログラミング言語で作られている為で、最新の機能追加やセキュリティ等において不具合の修正が行われており、推奨される書き方が変更になる事がある為です。ただし、突然テンプレートが動かなくなることは少なく、昨日まで動いていたものが「修正しないと動きませんよ!」といことは、ほとんどありません。(WordPressは使用前提が自己責任であるため信頼できるテンプレートを使いましょう。)
別途費用がかかる場合
レンタルサーバーの事故でデータベースが破損した場合、バックアップしておいたファイルを業者に渡して復元してもらう。もしくは、復元機能のついたレンタルサーバーを使う。テンプレート内のプログラムを新しいものにする場合、業者に依頼する。(開発が継続しているテンプレートなら自動的に配信され管理画面で更新できる。)
WordPressのメリット・デメリットのまとめ
ホームページ作成の専門知識を持っている方が、WordPressを使えば非常に効率的にホームページの運営をする事が出来ます。そういわれると初心者の自分には無理かなと思ってしまうかもしれませんが、全く心配はありません。
主要なレンタルサーバーであればどれを選んでも、「ワンクリックでインストール」が完了する機能が搭載されています。
もっと詳しく知りたい方はこちらに掲載しております。
「WordPress」
「WordPress向けレンタルサーバー」